理系大学生向け アルバイトはできる?できない? アルバイトのメリット・デメリット

大学生

社会人になる前に大半が経験するアルバイト。

大学生活が始まってサークルに入ったり部活をしたりする中で、アルバイトも始めてみようと思う方が多いと思います。

ただ、授業の内容に付いて行けるか不安に感じたり、課題やレポートに追われてなかなか時間が取れないと感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、理系大学生はアルバイトをできるのかどうか、アルバイトをすることのメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。

結論

まず、結論から言うとアルバイトはできます!

週にどのくらいの頻度で何時間働きたいか、月にどのくらい稼ぎたいかなど条件を絞ると厳しくなってきますが、アルバイトする時間を確保できるかについてのみ言うのであれば十分可能です。

後ほど アルバイトのメリット で言及しますが、社会経験を積むという目的であればどの業種でも何かしら得られるものはあるので1度は経験しておくと良いでしょう。

アルバイトのメリット

アルバイトのメリットはいくつかあり、私が思うメリットを具体的に以下に挙げてみました。

  • お金が稼げる
  • 社会人として必要最低限のマナーが身に付く
  • 出会いの機会が増える
  • その仕事におけるスキルが得られる
  • 自己管理能力が高められる

お金が稼げる

お金が稼げるのはそりゃそうですよね。ほとんどはお金を稼ぐために働くのだから(笑)。

この目的でアルバイトする方がほとんどなのではないでしょうか。

社会人として必要最低限のマナーが身に付く

また、アルバイトを経験することによって多くの方と接するようになります。

そこでいきなり社会人として正しい行動をするというのは、かなり難しいです。

具体的には、電話対応の仕方だったり相手に対する言葉遣い、服装、お辞儀の仕方などです。

いわゆる「常識」と呼ばれるものですね。

社会人になるまでにあまり意識する機会がないので、社会人になっていきなり「常識ある行動を」

と言われても何が常識なのかわからないのも無理ないです。

ただ、それを言い訳にはできないので学生のうちに実践を通して学べる機会があるのであれば、やっておいて損はないです。

なにせお金をもらいながら経験できるのですから(笑)

アルバイトのうちに意識して実践していくことができれば、社会人になったときに周りより一歩リードできるでしょう。

出会いの機会が増える

アルバイトを始めると、普段の学生生活では会わない人とも接する機会が増えていくので、たくさんの人と話して自然と出会う人数も増えていきます。

バイト先では目上の方がほとんどだと思うので、言葉遣いに気を付けながらいろんな方の人生経験について聞いてみるのもいいかもしれません。

ただ人によっては聞かれたくないという人もいると思うので、そこは実際に接して聞いても良さそうか判断してください。

誰であれ、最初のうちは積極的に話してコミュニケーションを取っていく事が大事です。

初めは愛想悪く感じても、話していくうちに徐々に打ち解けて行く事がほとんどですからね。

そして親しくなって、もしかしたら付き合うなんてこともあるかもしれないですね!

その仕事におけるスキルが得られる

バイトする職種によって、獲得できるスキルは異なります。

飲食店の接客では、人の出入りが激しいので臨機応変に対応する力や丁寧な言葉遣いを身に付けることを必要とします。

だからと言って初めから身に付いている必要はなく、経験を積むうちに付けて行けば問題ありません。

また、幅広い年代の方と話すことで自分の視野を広げることもできます。

事務系のアルバイトの場合は、主にパソコンを使うのでタイピング速度を上げることができます。ただ、タイピング速度を上げると言ってもひとまずブラインドタッチできるようになる必要があります。

タイピング速度を上げることのみが目的なら無料のタイピングゲームで繰り返し練習する方が効率が良いです。

仕事内容によってはExcelの関数を使うため、パソコン操作に慣れておくことができます。また、電話対応の仕方も身に付けられます。

自己管理能力が高められる

アルバイトを始めたことによってお金は入るけど、自由に使える時間が減ってしまう…

これがバイトをする学生にとって一番の問題だと思います。

どうせなら限りある学生生活をなるべく自分のやりたいことに費やしたいですよね!

私もバイトしていた時はそう感じていました。しかし、バイトをしていてふと思いました。

「時間がないなら作ればいいじゃない」

何を言っているんだ?と思いますよね。

時間は有限です。待ってくれと言っても時間は止まってくれません。

じゃあどうするか…

それはいたって単純。短縮できる所はできる限り短く、省けることは省いて効率化すれば良いのです。

それができたら苦労しないよ~

という声が飛んできそうですが、人は追い込まれると限界突破して打開策を見つけ出していきます。

もちろん、

「打開策よ、出てこい(>_<)」

と念じても何も出てこないので、見つける努力はする必要があります。

これにより限られた時間でどうすれば効率的なのか工夫する力を養うことができます。

アルバイトのデメリット

次にアルバイトのデメリットを紹介していきます。

  • 自由な時間が減る
  • 人間関係で悩む
  • ストレスを抱える
  • バイト優先になって学業に支障をきたす可能性がある
  • バイトによっては服装や髪型に制限がある

自由な時間が減る

ざっとリストアップしてみたところ、5つ目を除いて上4つは関連の強いものだと感じました。

例えば、自由な時間が減ると必然的に課題やレポートに割く時間も少なくなります。次第に学業がきつくなってバイトでお金を稼ぐことにのみ喜びを感じるようになると、学業がおろそかになっていきます。

そして最悪の場合、留年して「あの時もっとちゃんとやっていたら」と後悔する事になるでしょう。

私自身、アルバイトの時間と課題やレポートに取り組む時間の配分を間違えて危うく単位を落としかけた授業がありました。

これからバイトをする予定、あるいはすでに始めている方は十分気を付けてくださいね。

1つの授業を落としただけで留年確定になるかもしれないので。

人間関係で悩む

バイト先の人間関係で問題があると、悩んでストレスを抱え込むようになります。

そしてそのストレスが学業にまで影響を及ぼす可能性もあります。

もちろん人間関係は、バイト先に限った話ではないので「この人とは合わないな」と感じたら、距離を置いて別な人と関わりを持った方が良いかもしれません。

こればかりは実際に職場に行ってみないと分からないので、入ってみて合わなそうだったらなるべく早く次のバイト先を探した方が良いでしょう。

嫌々続けててもストレス溜まるる

バイト優先になって学業に支障をきたす可能性がある

バイトを始めてお金が入るようになると、働けば働いた分だけすぐに対価としてお金が増えていくので喜びを感じやすくなります。

「もっと稼ぎたい、もっとお金が欲しい」

学業に負担がかからないくらいでバイトに時間を費やすことは悪いことではありません。

ただ、お金が増える感覚を覚えるとバイトにのめり込んでしまう恐れがあるので、「これ以上はテストで点が取れなさそうだな」と思う所でストップしておく必要があります。

引き時は人それぞれなのでこれといった基準はありませんが、私の体験だと「課題やテスト勉強を徹夜しないと終わらないな」と思ったタイミングが危険信号です。

完全にバイトを辞めるまでいかないまでも、頻度を減らして様子を見てみるのも一つの解決策です。

バイトによっては服装や髪型に制限がある

すべてのバイトに当てはまるわけではありませんが、服装や髪型を指定される所があります。

接客の無い所ではお客さんと話す機会がないので服装が自由になることがほとんどです。

場所によって香水禁止であったり髪の色は目立たない色など決まりがあるので、募集要項で確認したり面接のときに聞いてみると良いでしょう。

まとめ

今回は、学生があるバイトをすることのメリット・デメリットについて紹介してきました。

アルバイトに限らず、何かを始める時はメリットだけでなくデメリットも必ずついてきます。

お金が稼げるけど自由な時間は減ってしまうし、出会いの機会が増えるけど人間関係で悩んだりストレスを抱え込んだりと表裏一体の関係になっています。

どちらを取るのかはこの記事を読んでいる方の自由ですし、どっちが正解というわけでもありません。

少なからず私は、アルバイトをすることを選んで仕事の中でたくさん失敗しましたし、働いていた時は気が滅入るときもありました。

ただアルバイトを辞めて今思うことは、

「あの時アルバイトするという行動をしておいて良かった」

ということです。

大学生ごときが偉そうなことを!

と思うかもしれません。自分がやったことが正解だったかなんてすぐには分かりません。でも行動を起こさないことには何も始まりません。

私はアルバイトを通して失敗は早いうちにして、どんどん学んでいくことが大事だと気付きました。

みなさんも思っているだけで始めるのをためらっていたことを1つ、新たに始めてみてください。

何かしら新たな気付き、発見ができるかもしれません。

「どうせ後悔するならやって後悔!」

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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