本のすゝめ:お金に困らない人が学んでいること 岡崎かつひろ【著】

基本情報

最初に本書の基本情報を記しておきます。

タイトルお金に困らない人が学んでいること
著者岡崎かつひろ
出版社株式会社すばる舎
発行年2022/3/1
ページ数161
言語日本語
書籍「お金に困らない人が学んでいること」の基本情報

この本はこんな人におすすめ

  • 将来お金に困らない生活を送りたい
  • お金に困らない人の思考を知りたい
  • 今の自分を変えたいと思っている

本書をひと言でまとめると

この本をひと言でまとめると

お金に困らない人の価値観がわかる本

です。

なぜこの本を選んだか

私がこの本を読もうと思ったのは、

  • お金に困らない生活をする方法が知りたいから
  • 自分の対局にある人がどんなことを学んでいるか気になったから

日常を過ごしていて、誰もが1度は

「お金に困らない暮らしがしたいなー」

と思ったことはありませんか?私は1度どころか毎日考えています。

とはいえ、思っていても具体的にどうすれば良いのか分からない。そんな時に探して出会ったのがこの本です。

現在これといった大きな収入は無く、毎日家計簿とにらめっこしながらギリギリの生活をしている私がこの本を通して

「今の暮らしから脱却できるかもしれない!」

と思って読むことにしました。

読む前の印象

私がこの本を読む前に抱いた、お金に困らない人に対する印象は

  • 独自の考えを持っている
  • 経験を通して知識の深掘りをしている
  • 知見をビジネスに活かしたり繋げる考え方を持っている
  • 自分自身の活かせる場を理解して行動している

どんなジャンルで働いているのか関係なく、私はお金に困らない人に共通することとして、身の回りの出来事に対し常にビジネスに繋げたり置き換えて考えることが得意だと思っています。

思考を巡らせることで今まで気付かなかった発見ができ、それが新たなビジネスに発展してより稼げるようになると感じます。

印象に残った部分

読んでいて印象に残った部分を3つに絞ってお伝えしていきます。

  • 意志に頼るより願望の強さを活用する
  • 時間を決めて取り組む
  • 学んだことはその日のうちに行動に移す

意志に頼るより願望の強さを活用する

変えたい習慣があった時に、例えば

「これからは夜更かししないで生活するぞ!」

と決めても2,3日もすれば簡単に元の習慣に戻ってしまいます。

私自身、早起きすると決めて2日は早起きしますが

「今日は二度寝してもいっか」

と思ってあまり長続きしません。

本書では、変わりやすい意志に頼るより願望の強さに働きかけることで、目先の目標だけでなくその先のイメージを強くして行動を持続させるといった方法でした。

否定形を使わずに、自分の願望を描くことが大切です。

船をつくろうと思ったら、船のつくり方を語ってはいけないのです。それではワクワクしません。それよりも「船に乗ってどこに行けるのか」「どんな体験ができるのか」を描きましょう。

自分がやろうとしていることの先に何が得られるのか、を大事にするのです。

お金に困らない人が学んでいること|岡崎かつひろ

願望の強さに働きかけた行動にすることを知ってから、行動に対する意識が変わりました。

今まで「早起きする」という意識だけで行動を変えようと思っていましたが、

「早起きして朝に自由な時間を確保して読書をする。読書をすることで知識が得られ、世界の見方が変わり視野も広くなる。そうすれば今よりもっと生活が楽しくなる」

と、より具体的にしたことで継続して早起きできるようになりました。今のところ1週間継続できています。

人によっては少ないと感じるかもしれませんが、三日坊主で終わっていた頃の自分と比べて前進できたと嬉しい気持ちです。

早起きの習慣はこれからもずっと続けていきたいと思っています。

時間を決めて取り組む

誰もが平等に持っているもの。それは時間です。

1日24時間、1年は365日で、1人だけ1日30時間なんてことはありません。

でもつい動画を見続けてしまったりSNSをずっとやっていると、気付けばやりたかったことを後回しにして「時間が足りない」と感じますよね。

そして「次の日にやればいっか」と決めてもまた他のことに手を付けてやらずに終わる。

こんな経験があるのではないでしょうか?

少なくとも私はこの無限ループを今回の本に出会うまで放置していました。

本書では朝の時間を活用することが勧められています。

しかし、朝の時間というのはたいてい期限があるものです。

「〇〇時までに会社に行かなけらばならない」「△△時までに子どもを保育園に送り届けなけらばいけない」などのように、お尻が決まっていることが多いので、「パーキンソンの法則」によって、自然と時間を効果的に使うことができるのです。

お金に困らない人が学んでいること|岡崎かつひろ

パーキンソンの法則とは、簡単に言うと時間の範囲に応じて作業量を増やしてしまうという法則です。

パーキンソンの法則を知ってからは、思い返してみると心当たりのある行動がいくつかありました。

授業のレポートを2時間で終わらせると決めたら2時間で終わらせますし、5時間かけてやろうと思えば5時間で終わらせます。

時間の許す限りいくらでも延長して取り組もうとします。

ここで注意してもらいたいのが、時間をかけても取り組んだ内容の質が上がるわけではない点です。

増やすことのできない、限られた時間で取り組む方法の1つとして本書では朝の時間が勧められています。

人によっては朝の時間に取り組むことが難しいと感じると思うので、1日のうちの1時間、いや30分でも確保してその時間に何があってもやりたいことに取り組むと決めると良いかもしれません。

決めたことを実行できれば、布団に入った時の「今日も1日頑張った!」という達成感を感じてメンタルも安定していくと思います。

学んだことはその日のうちに行動に移す

本書に限らず、他の本や動画などでも成功を収めている人の多くはすぐ行動に移していると言われています。

たとえチャレンジして失敗したとしても、次に活かそうと思う気持ちが強いからです。

「後でやればいいか」と思って次に回すと、取り掛かる頃には学んだ内容を忘れて思い出すのに時間がかかってしまいます。

どんな形であってもどれだけ早く取り掛かれたかが重要になってきます。

多くの人は完璧なスタートを望みます。しかし、完璧だと思ってスタートしても実際には完璧になっていないことの方が多いです。

むしろ、やってみてからさまざまなトラブルに見舞われ、その都度改善を迫られることばかりでしょう。完璧を求めてしまうと、結局、動けずに時間ばかり浪費してしまうのです。

お金に困らない人が学んでいること|岡崎かつひろ

本書にもあるように、完璧を求めなくて良いのでとにかく行動に移すことを意識する方が大切になってきます。

私は料理が苦手で、自炊するときによくレシピを調べてから作るようにしています。

いつもレシピをひと通り頭に入れた後に作ろうとしますが、なかなか覚えられず料理に取り掛かるまで時間がかかってしまいます。

今思えばレシピを見ながら作ればいいだけの話ですが、当時の自分はレシピを頭に叩き込んでから作ることが一番良いやり方だと思い込んでいたので調理時間がレシピに書かれているものより長くかかっていました。

本書を通して、完璧を初めから求めるとかえって何もしない恐れがあるので、1歩、いや半歩でもいいから前進することが大事だという事に気付かされました。

今回私が印象に残った部分としてお伝えするのはここまでですが、ここで紹介しきれなかった部分もあるので、興味のある方はぜひ1度本書を手に取ってみてください。

読んだ後の変化

ここからは、私が本書を通して実際に取り組んだ行動とその変化が3つあるのでお伝えしていきます。

読んだ後の行動とその変化

  • やりたかった行動の継続ができている
  • 取り組む時間を決めて集中力が高まった
  • 学んだことをその日に実践して定着度が増した

やりたかった行動の継続ができている

やりたかった行動とは、早起きです。

以前は「早起きができたらいいなー」くらいの気持ちで過ごしていましたが、早起きしてその時間に何をするか、なぜしたいのか、その行動によって自分はどのような状態になりたいのか願望を明確にイメージすることで早起きに対する意識が変わりました。

朝起きてからの行動が決まっているので、だらだら過ごして朝の時間を無駄にするといったこともなく充実した生活を送ることができています。

とはいえ、継続期間がまだ1カ月も経っておらず短いので、この調子で続けていき習慣にしたいと思います。

取り組む時間を決めて集中力が高まった

以前は与えられた期限めいっぱいの時間を使って課題やレポートに取り組んでいました。

時間が多い分それだけクオリティーも高くできますが、期限ぎりぎりまでだらだらと作業をすることが多かったので、自分なりに時間を短く設けて取り組むようにしました。

結果としては、限られた時間で終わらせようとする意識が高まり自然と集中力も上がりました。

行動を変えてから、メリハリを付けて取り組むことでパフォーマンスを上げることができると分かったので、他のことに対しても期限を決めてどんどん作業効率を上げていきたいと思います。

学んだことをその日に実践して定着度が増した

本書を読んだとき、「すぐ実践できそうな内容が多いな」という印象を受けたので、書いてある行動を読んでからすぐに実践するようにしました。

中には継続できていない行動もありますが、「まずはやってみる」という意識で取り組んだところ、本書を読む前よりも成長できていると感じることがいくつかありました。

特に時間に対する意識は重要視するようになりました。

時間は有限であり、1日24時間は変えることができない

この意識によって行動が変わり、以前の様なだらけた生活が確実に減って、有意義に過ごせるようになりました。

まとめ

今回は岡崎かつひろさんが書かれた「お金に困らない人が学んでいること」について紹介してきました。

ここには載せられていない情報が多くあるので興味のある方はぜひ1度手に取ってみてはいかがでしょうか。

私のブログでは読んだ本について、実際に行動に移した後の変化を発信していくので興味のある方は他の記事にも足を運んでいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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