本のすゝめ:【すぐに飽きる人へ】やる気に頼らずやりたい事ができる人に

皆さんはやりたいと思っていることになかなか手を付けられず、今日も1日が終わってしまったなんて経験はありますか?

私はやらなければならないタスクが終わっていないにも関わらず、次から次へとタスクが増えて消化できないという日々が続いていました。

この本に出会うまでは。

この本はこんな方におススメです。

  • 時間がないことを理由にやりたいことに取り掛かれない
  • 時間があっても別なことに割いてしまう
  • やる気が出ない、モチベーションが上がらないから取り組めない
  • 後でやれば大丈夫だと思っている
  • 手を付けるまでが面倒くさい
  • 疲れたから今日は良いやと思っている

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ 科学的に先延ばしをなくす技術 [ 大平 信孝 ]

価格:1,540円
(2023/7/11 23:53時点)
感想(7件)

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すぐに取り掛かれない人の特徴

タイトルにもあるようにこの本ではやらなければならない事や、やりたい事にすぐ取り掛かれるようになるための具体的な方法が37個紹介されています。

すぐに取り掛かれる人とは対照的に、なかなか取り掛かれない人の特徴として以下が挙げられます。

  • やる事をつい後回しにしてしまう
  • 集中力がもたない
  • やる気が出た時に取り掛かれば良いと思っている
  • 時間がない
  • 何となくやらなきゃいけないからやる

これを見てドキッとした方もいるのではないでしょうか?

まさに本書をおススメしたい方の特徴に当てはまっています。

これらの特徴を踏まえ、本書では上記のように考えてしまう原因と「すぐやる人」になるためには何が必要かをそれぞれの特徴毎に解説しています。

これであなたも「すぐやる人」に大変身!

「すぐに取り掛かれない人の特徴は分かったから具体的な方法を教えてよ」と思いますよね。

ここでは本書に書かれている方法の中から一つ紹介したいと思います。

例えば、やる事をつい後回しにしてしまう人がどういう行動を起こせば良いかというと、

ひとまず仮で良いからやってみる

です。

これは中々な行動に移せない人に特におすすめの方法です。

頭の中で「健康な体作りをしたい。そのためには運動する習慣が大事。習慣にしやすい運動は何だろう。運動するには専用のウェアがあった方が良いのかな。初心者の人はどんなのを着るんだろう。・・・・」などと考えるより、

「まずは家で腹筋10回やってみる!」といった、どんな形でも行動に移すという事が大切になります。

本書では、

すぐ行動できるようになるためには、「量」→「質」という順番を意識することが大切です。第一に、「行動量」を増やすこと。その後に「行動の質」を上げることがポイントです。

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ|大平信孝 第1章より引用

と述べられています。

初めから上手くやろうなんて思うとあれこれ考えるようになって結局動かないことを選びがちです。

私自身もつい頭の中でぐるぐると考えだけ巡らせて、気付いたら何もしてなかったとなるのでまずは動いてみようと意識して行動しています。

やることを後回しにしない方法や他の対策法が気になる方は、ぜひ本書を手に取ってみて下さい。

「忙しくて動けない」は勘違い

忙しいと感じる人でもそうでない人も、1日は24時間で1年は365日です。

よく時間と比較されるものの中にお金がありますが、お金は増やそうと思えばあらゆる手段を使って増やすことは可能です。

しかし時間はいくら引き延ばそうと思っても、ドラえもんがいないこの世界では実現できません。

私たちはこの限られた時間の中でどのように過ごすかで変わってきます。そういった意味では時間も「長い」と感じることができるかもしれません。

身の回りに転がっているチャンスを生かすも殺すも自分の行動次第になるのです。

じゃあどうしたらいいのか。手順としては以下の流れになります。

  1. 自分の生活の時間を把握する
  2. 人生の時間割を作る
  3. 行動に移す

自分の生活の時間を把握する

まずは忙しいと感じている原因を探る所から始めていきます。

1日のスケジュールを書き出してみましょう。

実際に書き出してみると、あまり時間がないと感じていたのが案外時間を浪費しているだけだった部分が見つかるかもしれません。

私もある日の1日の様子を時間と共に書き出してみました。

日中は研究室にいるから自分の時間が全然取れないと思っていましたが、家に帰ってきてから意外とだらけていることに気付きました。

家に帰って座った途端、スイッチが切れて何も手に付かなくなってしまうんですよね。

人生の時間割を作る

自分の生活の時間が把握できたところで、次は時間割を作っていきましょう。

ここで「人生の時間割」にした理由は、後ほど「行動の本質を捉えたいあなたへ」で触れていきます。

時間割を作るとしたら皆さんはどんな事を意識するでしょうか?

学校の課題、仕事のタスク、趣味の時間、ご飯の時間などいろいろあると思います。

本書では、「時間割」と言われているだけあって1日の時間を特定の時間帯に区切って作ることを提案しています。

やらなきゃいけない事ばかりに目を向けて時間割を作ってしまうと、自分のやりたい事が出来なくなってしまうので注意が必要です。

詳しい作り方は本書にあるので、ぜひ手に取って読んでみて下さい。

行動に移す

時間割を決めたところで次は、実行あるのみです!

よくありがちなのが、時間割を作るだけで満足してしまう人です。

そうです、私のことです・・・

せっかく考えを巡らせて作ったのに実行しなければ意味がありません。

実行しなければ時間割が自分に合ってるかも分らないですし、どこを改善したら良いのか知ることもできません。

なので自分に言い聞かせるように言いますが、

「とりあえずやってみろ!」

と声を大にして言いたいです。

行動の本質を捉えたいあなたへ

ここでいきなりですが、あなたに質問です。人が行動を起こす要因は何だと思いますか?

やらなければならない事をこなすために時間割を作ることは決して悪いことではありません。

ただ、胸に手を当てて自分自身に問いかけてみて下さい。

それは本当にやりたい事ですか?

誰もが心ではやりたいと思っている事が1つでもあると思います。

人生を変えたいと強く思われている方は、そこに「すぐやる人」になるための糸口があります!

それじゃあどうすれば良いかというと、常日頃から自分に問い続けてみてください。

「それは本当にやりたい事か?」と。

こればかりは砂漠の中から針を1本見つけるのと同じ様に、すぐには見つかりません。

人生においてやりたい事は、簡単に見つからないということがどなたでも容易に想像がつくことでしょう。

なので自分自身に問い続けて考える事を諦めないでください!

私は現段階で1つの夢があります。

それは、「自分の姿を見て、子供が『早く大人になりたい!』と思ってもらえるような憧れる大人になること」です。

そのための行動の1つとして、今こうしてブログを書いて知識のアウトプットをしています。

今の行動は目標に対して正解かどうかはわかりません。

しかし、まずはやってみないと分からないという気持ちで動くようにしています。

もし行動の本質を捉えて現状から脱却したいと思うのであれば、1度自分を見つめ直す時間を作ってみると良いかもしれません。

まとめ

今回は中々行動に移せない方に届けたい1冊を紹介しました。

記事を読んで1人でも変わるきっかけに繋がれば幸いです。

ぜひ本書を手に取って自分革命を起こしてください!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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